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地獄 中川信夫

Films: Jul.2012

category: Film, Movie, Soundtrack

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Aug,03 2012 7:10 AM

7月は色々とバタバタしててあまり本数は観ていないけども、なかなかシャレオツなのが多かった。
"地獄"と"濡れた荒野を走れ"はめっけもんだった。

観た映画: 2012年7月
映画本数: 29本
鑑賞時間: 2774分

天国から落ちた男 [DVD]

天国から落ちた男

スティーブ•マーティンのデビュー作だそうです。黒人家族に拾われたちょっと足りない白人となんともな設定。かなり大味なギャグが満載ではあるが、かなり好き。ヒロインとの浜辺でウクレレのシーンは凄く良い。ちょっと『フォレスト•ガンプ』を思い出した。良作。

鑑賞日:07月31日 監督:カール・ライナー

ブルー・イン・ザ・フェイス [Blu-ray]

ブルー・イン・ザ・フェイス

久々の鑑賞。『スモーク』の続編と云うか姉妹的な作品。大人になってから観るとこっちの方が好きかもしれない。一癖も二癖もあるブルックリンの人々をやたらと豪華な面々が好演。ハーヴェイ•カイテルとジム•ジャームッシュのエピソードが痺れる。さりげなくいるジョン•ルーリーも良い。幸せになれる一本。

鑑賞日:07月30日 監督:ウェイン・ワン、ポール・オースター

快楽学園 禁じられた遊び [DVD]

快楽学園 禁じられた遊び

清々しいまでに狂ってる...。延々と異常なテンションで最後まで突っ走る神代辰巳監督作品の中でもトップクラスにヤバイ一本。かなり好き放題やっていて、『青春の蹉跌』等のポルノじゃない神代作品がぬるく見えてくる。チャイコフスキーへの冒涜レヴェルの白鳥の湖は『ブラック•スワン』の比じゃない。ゴルフボールの刑は男でも怖過ぎ。傑作。

鑑賞日:07月30日 監督:神代辰巳

ゲッタウェイ [Blu-ray]

ゲッタウェイ

他のサム•ペキンパー監督作品に比べるとやや批判対象の本作ではあるものの、カメラワークや各シーンの緊迫感はやっぱり凄い。同時期のアメリカン•ニューシネマなノリだとこれだけメチャクチャやったら悲惨なラストになりがちだが、ほのぼの終わっていく。まぁこれはこれで嫌いではない。マックィーンはやっぱり格好良い。サム•ペキンパーと岡本喜八に共通したものを感じる今日この頃。

鑑賞日:07月29日 監督:サム・ペキンパー

アントワーヌとコレット(二十歳の恋)/あこがれ【字幕版】 [VHS]

アントワーヌとコレット(二十歳の恋)/あこがれ

※ただしイケメンに限る、でも成功しない残念な短編。現代では確実にストーキング扱いされそうな ジャン=ピエール•レオ。若さ故の行動とその苦い挫折が短い中でキッチリ描かれている。レコードプレスの現場も見られる貴重な一本。

鑑賞日:07月25日 監督:フランソワ・トリュフォー

妖精たちの森 [DVD]

妖精たちの森

なかなか怖いお話であった。マーロン•ブランド主演作品。時期は丁度"ラスト•タンゴ•イン•パリ"の頃で、妙に危険な雰囲気を醸し出すやたら色気のあるオッサンがとある屋敷の下僕として登場する。屋敷主人の両親を亡くした2人の子供の良き理解者。死んだ両親の変わりに色んな事を教わる子供たちな訳だが、教わっちゃいけない事まであった様です。子供の欲望はなかなか怖い。良作。

鑑賞日:07月24日 監督:マイケル・ウィナー

トラック野郎 望郷一番星 [DVD]

トラック野郎 望郷一番星

あまりにあり得ない事が連発する、スケールでか過ぎなシリーズ三作目。子供同伴でトルコ風呂へ行ったり等々、現代では確実にアウトな描写もレベルアップしている。カムチャッカ梅宮辰夫とのやりとりも見応えがある。島田陽子との恋に敗れた桃さんの当て馬との2ショットは切ない事この上ない。傑作。

鑑賞日:07月23日 監督:鈴木則文

アントワーヌとコレット・夜霧の恋人たち〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選2〕 [DVD]

アントワーヌとコレット/夜霧の恋人たち

何をやっても駄目男なのにポジティヴと云うジャン=ピエール・レオ。かなりな抜作君な訳だが、ここまで飄々とした生き様を見せられると"人間って素晴らしい"って思えてくる不思議。トリュフォーの余計な説明をせずに描写で表現する辺りも素晴らしい。良作。

鑑賞日:07月23日 監督:フランソワ・トリュフォー

濡れた荒野を走れ [DVD]

濡れた荒野を走れ

澤田幸弘監督作品の初鑑賞。ちい散歩を微塵も感じさせない地井武男が大門グラスの似合う極悪な刑事を演じる。反権力を描いた実に妙なロマン•ポルノと言っちゃえばそれまでだが、そこは流石のゴジ脚本で、至る所に男の夢が詰まっている。野沢直子似の山科ゆりのくだりも然り。世にも斬新なモザイク処理だけでも一見の価値有り。良作。

鑑賞日:07月22日 監督:澤田幸弘

アンダーグラウンド [Blu-ray]

アンダーグラウンド

15年振りくらいの鑑賞。当時と変わらずユーゴの歴史認識はさっぱりだが、やっぱり素晴らしい作品。激動の真っ只中で裏切り裏切られの登場人物達のカオスっぷりがジプシー•ブラスの音楽と共に描かれている。かなり重い話をド級のエンターテイメントにするところが余計に重く感じる。実に映画らしい映画。真昼の暗黒は誰も知らないのだ。俺の上司は"祖国"と答える男と太陽を始めて見る男にドナウ川の朝焼けはさぞかし美しく映った事だろう。傑作。

鑑賞日:07月22日 監督:エミール・クストリッツァ

サマーウォーズ [Blu-ray]

サマーウォーズ

TVで放送してたので鑑賞。夏ですねぇ。毎回同んなじところで泣かされる。面白いのだけれど、花札がよく分からん。良作。

鑑賞日:07月20日 監督:細田守

トラック野郎 爆走一番星 [DVD]

トラック野郎 爆走一番星

シリーズ2作目。よりによって今夜の夕食はカレー。チョイ役で顔を出す仁義なき面々に、東映の黄金期を感じさせる。今作はなんと云ってもボルサリーノ田中邦衛がイケメン過ぎて、菅原文太が一瞬だけ霞む。が、やっぱり盛り返す。運転席に虚しく並べられた太宰治全集とやっぱりトルコを卒業できない桃さんであった。

鑑賞日:07月19日 監督:鈴木則文

小さな悪の華 [DVD]

小さな悪の華

ガーリィ度がかなり高い。もはや悪戯レベルではない少女の悪戯。自分がまだ若かった頃に少女に対しての得体の知れない恐れみたいな感じていたが、まさにこれがそんな感じ。無邪気な邪悪さ程、恐ろしいものはない。色んな意味で貴重な一本。

鑑賞日:07月18日 監督:ジョエル・セリア

ドット・ジ・アイ [DVD]

ドット・ジ・アイ

サスペンスものって上手く作るのは難しいのですね。二転三転のどんでん返しと云うのは上手い事練られていると思うけれども、何か物足りない。リアリティなのか何なのか。と云ってつまらない訳でもないが、オチを知ってても何度も観たくなる映画と云ったらそうでもない。まずまず。

鑑賞日:07月16日 監督:マシュー・パークヒル

恥 (特別編)[DVD]

イングマール・ベルイマン監督作品を初鑑賞。末端の人間にとっての戦争について深く考えさせられる映画。戦争は気弱な男を愚かな人間に変える。死体をかき分け進むボートと妻の虚ろな目が恐ろしかった。しょっちゅう観たい映画とは思わないが、良作。

鑑賞日:07月14日 監督:イングマール・ベルイマン

となりのトトロ [Blu-ray]

となりのトトロ

放送してると大体観ちゃう。展開も何も全部分かってるのに楽しい不思議。一生のうちにあと何回観る事やら。今日はいつもと違って皆で鑑賞。こう云うのもやっぱり楽しい。

鑑賞日:07月14日 監督:宮崎駿

トラック野郎 御意見無用 [DVD]

トラック野郎 御意見無用

久々鑑賞。シリーズ1作目。寅さんも勿論大好きではあるが、この下品な感じは松竹作品では無理な気がする。東映作品の中でも好きなシリーズである。菅原文太と愛川欽也のイチャイチャぶりが微笑ましい。王道のお約束パターンも既に確立されている。最高に面白い一本。

鑑賞日:07月12日 監督:鈴木則文

ブラザー・フロム・アナザー・プラネット [DVD]

ブラザー・フロム・アナザー・プラネット

これは面白い。NYに墜落した宇宙船から出てきたのは足が3本指のエイリアン。どっからどう見ても完全にブラザーでハーレムにいても全く違和感がない。周りのブラザー達と不思議とブラザーな関係になって行くのも束の間、限りなくニャンコなメン•イン•ブラック達に追わる。何故か社会奉仕しまくりのブラザーが最後に見せるドヤ顔は必見。良作。

鑑賞日:07月11日 監督:ジョン・セイルズ

日本春歌考 [DVD]

日本春歌考

一つ出たホイノヨサホイノホイ。悶々とした若者は空想に忙しい。ベトナム反戦なんじゃそりゃなのである。ヘルメットヘアー荒木一郎を中心とし空想の限りをつくす若者達。妄想乙から実効主義への道は果てしない。デモどころじゃない。分かります、男だもん。しかし小山明子は美しい。傑作。

鑑賞日:07月10日 監督:大島渚

不思議の世界地図 [DVD]

不思議の世界地図

チェコのマルティン•シュリーク監督作品を初めて鑑賞。職業訓練校を追い出された少女が古い地図を頼りに色盲の母親を探すべく旅する物語。とにかく道中、変わった人が沢山出てくる訳だが、風景と共に何だか夢の世界の様な感覚。そして辿り着いた母親は色盲どころの騒ぎではないのに、平然としている不思議。スロヴァキア版"不思議の国のアリス"とあったので、妙に納得。ガーリィでメルヘンな一本であった。

鑑賞日:07月09日 監督:マルティン・シュリーク

トイ・ストーリー3 [Blu-ray]

トイ・ストーリー3

TVで放送してたので鑑賞。良くできてますね、演出も映像も凄いクオリティ。トトロが出まくっているのは、日本人的には嬉しい限りですね。良作。

鑑賞日:07月08日 監督:リー・アンクリッチ

盲獣 [DVD]

盲獣

なんとも変態な一本。女体マニアのめくら男とその J( 'ー`)し がグラマーモデルを拉致して触覚で彫刻を作るべく云々。途中までテレンス•スタンプの『コレクター』みたいな感じだが、後半は凄まじいばかりの変態っぷりが映画史上に残る猛烈セット上にて大展開される。全体的にギャグみたいな映画だが、結構良作。

鑑賞日:07月08日 監督:増村保造

小さな兵隊 デジタル・リマスター版 [DVD]

小さな兵隊

凄い久々に観た訳だが、やっぱり訳分からん。ストーリーは複雑ではないが、言葉の洪水の数々が全く頭に入って来ず。アルジェリアとのお国事情に馴染みがない分だけ余計に。とは云ってもこの時代に我が道を突き進みつつ、こんな演出をしちゃうゴダールは偉大なのだなとは思う。とりあえず、アンナ•カリーナは可愛い。

鑑賞日:07月08日 監督:ジャン=リュック・ゴダール

永遠の僕たち [Blu-ray]

永遠の僕たち

ようやくの鑑賞。のっけの"Two Of Us"から全てが素敵である。透明感のある映像も美しく、ガス•ヴァン•サントの映画って感じである。悲しみと同居した幸福程、切なくなる。心が痛いけど、良作。

鑑賞日:07月07日 監督:ガス・ヴァン・サント

反逆の旅 [VHS]

反逆の旅

火星人みたいな殺し屋を原田芳雄が演じるハードボイルドな一本。で、優しさと男らしさを道端に落っこどしてきたが、感だけは鋭い刑事•田中邦衛が頑張って原田芳雄を追っかける。と、なかなか珍しい組み合わせな気がする。そこへ天使な高橋洋子が絡み、まさかの末路。派手さはないが、なかなか哀愁漂うシブい作品である。

鑑賞日:07月07日 監督:渡辺祐介

千と千尋の神隠し (通常版) [DVD]

千と千尋の神隠し

TVで放送してたので、ついつい。相変わらずCGが違和感あるけども、普通に面白い。

鑑賞日:07月06日 監督:宮崎駿

カンバセーション 盗聴 [Blu-ray]

カンバセーション 盗聴

非常に緊迫感のある映画。信仰心があついのに盗聴を生業としているって設定からして面白い。自分の仕事が他人を不幸にする葛藤と終いには自分が盗聴されているのではないかと疑心暗鬼になるジーン•ハックマン。あらゆる矛盾の中で平衡を保たんばかりに吹くサックスの音色が静かで物悲しい。コッポラ作品の中でも結構な傑作。

鑑賞日:07月05日 監督:フランシス・F・コッポラ

地獄 [DVD]

地獄

こいつはスゴイ。久々に強烈なのを観ました。前途の明るい筈の好青年、天知茂が笑えるくらい不可抗力の連続で地獄に落ちる羽目になる。サイケな映像、フロイドみたいな音楽と共に地獄の責め苦を受ける罪人達。悪い事はするもんじゃないとつくづく思いました。新東宝クオリティは置いといても、良作。

鑑賞日:07月03日 監督:中川信夫

鏡の女たち [DVD]

鏡の女たち

一番最近の吉田喜重作品。女たちの"記憶"の物語であるが、テーマは広島らしい。率直な感想としては広島のエピソードが取って付けた様な感じで、なくても成立する気はしなくもない。が、広島の惨劇をシーンに盛り込む映像的手腕なんかは他のシーンと同様に吉田喜重らしくて非常に素晴らしい。やっぱり岡田茉莉子の映画となった今作であった。

鑑賞日:07月02日 監督:吉田喜重