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The Pawnbroker / 質屋

Films: Jan.2015

category: Film, Movie, Soundtrack

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Feb,03 2015 11:00 AM

今年も無理せず、マイペースに映画が観たい。
2015年1月は何度観ても飽きないオーソン•ウェルズと岡本喜八作品から。
後半はいささか外し気味なのはともかくとして、
シドニー•ルメットの質屋は良い発見だった。クインシー•ジョーンズのサントラも素晴らしい。
そんな1月。

観た映画: 2015年1月
映画本数: 22本
鑑賞時間: 2373分

死霊のはらわた(初回生産限定)[Blu-ray]

死霊のはらわた

強烈。色んなものが臭ってきそうなサム•ライミのデビュー作。テンプレ通りに怖がらせつつも、ばら撒いた布石をしっかり回収する辺りはお見事。最後はシュバンクマイエルみたいになる。傑作。

鑑賞日:01月29日 監督:サム・ライミ

ピンクカット 太く愛して深く愛して [DVD]

ピンクカット 太く愛して深く愛して

家族ゲームと同年か。確かにシュールな笑いと妙なテンションにつつまれている。出てくる女の子が全員いまいちなのに、しっかりエロティック。これは良作。のの字書いて はっ。

鑑賞日:01月28日 監督:森田芳光

塀の中のジュリアス・シーザー [DVD]

塀の中のジュリアス・シーザー

ブルータスお前もかのジュリアス•シーザーをパスタの国のマッチョな囚人達が熱演する。延々と稽古を映し出しているだけなのだが、刑務所と云う閉鎖的な環境が成せるものか、各自の集中力が鑑賞者に伝染して奇妙な緊張感が生まれる。芸術を知った罪人と云うラスト、これは重すぎるなぁ。シェークスピアも凄いがこのマッチョどもも凄い。良作。

鑑賞日:01月27日 監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ

ROOM237 DVD

ROOM237

製作サイドとは完全無関係ですと牽制した上でキューブリックヲタどもがシャイニングを語る。マジでかって箇所や、んなアホなって考察が混在するかなりフリーダムな一本。スターチャイルドレベルの存在キューブリック作品だからこその現象である気もする。モノリス解明に躍起になる気持ちも分からんではない。なかなか面白かった。

鑑賞日:01月26日 監督:ロドニー・アッシャー

ホドロフスキーのサイコマジック・ストーリー [DVD]

ホドロフスキーのサイコマジック・ストーリー

ホドロフスキーに釣られて鑑賞。いつの間にこんなの撮ってたのかと思ったら脚本とちょい出演。暗示で水子供養的な筋な訳だが、映像はともかく全体がなんとなくモヤモヤした上に音の使い方がリンチっぽい。まぁ女の人じゃないと分からんかもしれん。まずまず。

鑑賞日:01月25日 監督:ジュリア・ブラッツァーレ、ルカ・インメージ

ドン・ジョン [DVD]

ドン・ジョン

Macの起動音だけでこれだけ笑いが取れるってのはなかなかのモンだな。500日のサマーのスミス好きな爽やか青年が夢だったの如く脳筋へと変貌したジョセフ・ゴードン=レヴィット。初監督作品だそうで。男のロマンの辿り着く先に胸が熱くなる。これは9点ですな。

鑑賞日:01月22日 監督:ジョセフ・ゴードン・レヴィット

The Pawnbroker / 質屋 [DVD]

The Pawnbroker / 質屋

これは傑作。

鑑賞日:01月18日 監督:シドニー・ルメット

コンプライアンス -服従の心理- [Blu-ray]

コンプライアンス -服従の心理-

なんと云う低予算映画。側から見るのと当事者では事情は異なるって事なのだろうけど、にしたって好き勝手やられ過ぎだろと思ってしまう...鑑賞者の立場としては。心理的な圧迫感もやや弱かった様にも思えるが、裸エプロンがなかなかだったので良しとする。まずまず。

鑑賞日:01月18日 監督:クレイグ・ゾベル

アナザー・カントリー [DVD]

アナザー・カントリー

映画じゃ良く見かけるけれども、パブリックスクールの階級闘争ってのはお国柄が違うせいかいまいちピンと来ない。俺は女を一生愛さないと豪語するゲイなイケメンが挫折の末に共産主義の理想郷に傾倒していく筋はなかなかなもんだが、作りとしてはいささか雑な気もしなくはない。ものの、なかなか面白かった。

鑑賞日:01月15日 監督:マレク・カニエフスカ

ローマでアモーレ [Blu-ray]

ローマでアモーレ

ウディ•アレン本人が出てくるだけで笑える。ローマにおける人と歴史。美しい。良作。

鑑賞日:01月12日 監督:ウディ・アレン

クロエ [Blu-ray]

クロエ

アトム•エゴヤンって誰だっけと思ったらスウィート•ヒアアフターの監督だった。言われてみればと云った印象。夫の浮気調査に娼婦を使ってブラックメール大作戦を敢行する産婦人科医と云う絶妙な設定。...は良いとして、鬼展開で自爆するジュリアン•ムーア。欠陥住宅効果で終わり良ければ何とやらで丸く収まる。しかしなんだなぁ、モヤっと濁されてたけど、リーアム•ニーソンの最初の一件はクロなんじゃあないかと思ったりもする。なかなかの良作。

鑑賞日:01月10日 監督:アトム・エゴヤン

ポゼッション [Blu-ray]

ポゼッション

ズラウスキ版ポゼッションとエクソシストをごた混ぜにした様な一本。81年のやつの大ゲロを振りまくイザベル•アジャーニにはやっぱり勝てないか。憑依した幼女もリーガンには遠く及ばず。まぁでも姉妹が可愛かったから良しとする。携帯片手の悪魔祓いがまんまと事故るところまでスッキリとした印象。まずまず。

鑑賞日:01月08日 監督:オーレ・ボールネダル

許されざる者 [Blu-ray]

許されざる者

許されないねぇ。昔の悪名がついて回るクリント•イーストウッド。若い頃の無双とは変わって年をとった不恰好さをキチンとやる格好良さ。さりげない酒解禁シーン演出等々、老練って言葉が相応しい。全体的に北の国からっぽいほのぼのさを醸し出しているのはモーガン•フリーマンの和み成分かと思われる。己が正義のジーン•ハックマンも良い。セルジオ•レオーネ級と言っちゃ言い過ぎな気もするが、それくらい良い作品。傑作。

鑑賞日:01月07日 監督:クリント・イーストウッド

ガス人間第1号 [DVD]

ガス人間第1号

地味で迫力のないサブキャラなマッドサイエンティストにオモチャにされた土屋嘉男ことガス人間第1号。好きな女の為に銀行強盗の一つや二つしたくなるわな。本多+円谷の特撮技術、落とし所のスケールのデカさは素晴らしいなぁ。それらを凌駕する八千草薫の美しさ。良作。

鑑賞日:01月06日 監督:本多猪四郎

海底2万マイル [DVD]

海底2万マイル

ノーチラス号の鉄の塊感とカーク•ダグラスケツアゴに萌える。ある意味テンプレを作ってしまったディズニーの功績は大きい。良作。

鑑賞日:01月05日 監督:リチャード・フライシャー

キック・アス ジャスティス・フォーエバー [Blu-ray]

キック・アス ジャスティス・フォーエバー

デカいヒット•ガール。話の筋もアクションもちゃんとしていて面白かった。しかしニコラス•ケイジがどれだけ大事か良く分かる一本でもある。良作。

鑑賞日:01月04日 監督:ジェフ・ワドロウ

アクト・オブ・キリング オリジナル全長版 [Blu-ray]

アクト・オブ・キリング

1965年はインドネシアで起きた共産主義者大量殺人の当事者たちのドキュメンタリー。北島三郎、西田敏行似の荒らくれどもが延々と得意気に武勇伝を語りつつ、再現映像を作る。異常過ぎる。映画作りを通して被害者の気持ちが分かったと漏らすリーダー...の頭の悪さ、これこそ罪だな。しかし似たような事が世界のあちこちで起きていると云う現実。それが異常であり恐ろしい。凄まじい作品。

鑑賞日:01月04日 監督:ジョシュア・オッペンハイマー、クリスティーヌ・シン

ホビット 竜に奪われた王国 [Blu-ray]

ホビット 竜に奪われた王国

1作目うろ覚えのまま鑑賞で何が何やらと云った感じだったものの、アトラクション気分で楽しめる。割と切ないレゴラス... 良作。

鑑賞日:01月03日 監督:ピーター・ジャクソン

ゼロ・グラビティ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)2枚組 [Blu-ray]

ゼロ・グラビティ

劇場3Dで観た迫力とは比べものにならんってのは分かった上で再鑑賞。しっかり息苦しさを堪能。映像も素晴らしい。ジョージ•クルーニーのダンディズムはもはや世界遺産クラスだな。スペース☆ダンディの称号は彼にこそ相応しい。傑作。

鑑賞日:01月02日 監督:アルフォンソ・キュアロン

her/世界でひとつの彼女 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]

her/世界でひとつの彼女

爆死レベルの賢者モードが控えていると分かっていてもやめられないある意味ドラッギーなおじさんの話。やっぱりバーチャルだわ〜の後の顔面蒼白は実にこれからやってきそうな未来。締めが若干モヤモヤしたものの、叙情的な映像とスパイク•ジョーンズ節で良かった。良作。

鑑賞日:01月02日 監督:スパイク・ジョーンズ

江分利満氏の優雅な生活 [DVD]

江分利満氏の優雅な生活

何度観ても飽きない。戦中派ならではの説得力、それでいて全く説教臭くない。大いに笑わせられ、泣かせる傑作。

鑑賞日:01月02日 監督:岡本喜八

市民ケーン [DVD]

市民ケーン

久々の鑑賞。全てが圧倒的。小物から大きな構成までをジグソーパズル的に扱いケーンの回顧録が形成されて行くブレのないセンス。孤独の象徴とも言える薔薇の蕾が埋められないって云う(鑑賞者的には埋められる)。なんたる悲劇。凄いなぁ。撮影技法から台詞の一つまで今観ても全く色褪せない傑作。

鑑賞日:01月01日 監督:監督:オーソン・ウェルズ