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Symphony No. 9 in D minor, Op. 125

交響曲 第9番 ニ長調 作品125《合唱》

Dec,18 2006 15:00

新・習劇 第9回『交響曲 第9番 ニ長調 作品125《合唱》

「ああ友よ、そんな調べではだめなのだ。」

師走。
生まれて初めてのクラシックコンサートに行ってきました。
当然『第九』です。
ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、
指揮は結構有名人らしいのですが、現田茂夫氏、
習志野第九合唱団ほかの演奏。

CDで聴くだけでこんな召されるのであれば、生はどうだと云う事で足を運んだ訳ですが、実際は正直物足りなかった気はします。

オケはプロらしいのですが、合唱はお年寄りが多くいまいち迫力に欠け、ヴィジュアル的にも切ない。
そして第四楽章のバラバラさ加減。それだけ難易度が高いって事だとは思うのだけれども。
若者中心に構成されたのだったら、もうちょい迫力のある音楽であったのであろうかと思われます。
帰宅してからベルリンフィルとカラヤンのものと聴き比べてみましたが、さすがに雲泥の差でした。
けれどもやはりライブの音圧を楽しめたのはよろしかったと思います。

相方さんの隣の席に座ったおじさんは小声でエンドレスに「うーんっ...うーんっ...うーんっ」と唸っていたらしく、だいぶ不愉快だったとの事。