Films: Jan.2012『エロス+虐殺』ほか
Feb,21 2012 18:30
どーにも最近、ブログの更新が億劫になってしまった。
鑑賞メーターを始めたので、埋め合わせもかねてまとめを貼付けてみる。
観た映画: 2012年1月
映画本数: 36本
鑑賞時間: 5571分
悪魔のようなあいつ ep3-4
3~4話。とことんスタジオロケが続くTVシリーズな訳ですが、あんまり気にならないのは、久世光彦とゴジの演出、脚本がしっかりしていたからではないか...と思う。
鑑賞日:01月30日 監督:久世光彦
悪魔のようなあいつ ep1-2
1~2話。ゴジ、井上尭之、ジュリーの組み合わせとあらば、観ない訳にはイカンと思いつつ、観てなかった作品。ジュリーの格好良さを堪能するつもりが、気付けば藤竜也のホモ臭い熱演に釘付けになってしまった異色作。
鑑賞日:01月29日 監督:久世光彦
四川のうた
これもTVで放送していたので観た。昨今の政治情勢はあくまで中国共産党のせいで、庶民レベルだとやっぱり魅力的な国ですね。懐が深いと云うか何と云うか。花椒の香りが漂ってきそうな1本。
鑑賞日:01月23日 監督:ジャ・ジャンクー(賈 樟柯)
ヒミズ
圧倒的に面白かった。以前の作品も面白かったけれども、今回のはヘンなわざとらしさがなく、終始胸を鷲掴みにされておりました。"Adagio for Strings"はいささかベタな気もしないではないが、しかし、普通に号泣してました。傑作。
鑑賞日:01月21日 監督:園子温
ろくでなし
基本的に松竹ヌーベルバーグは好みではない。大島渚にしてもこの頃にで好きなのはほんの一部。前のコメントでもあるけれども、松竹特有のまじめさみたいなものが、何やっても全体にオブラートの様に覆っている。が、端々で吉田喜重の変なところが顔を出しており、それだけでも観て良かったと思う。
鑑賞日:01月19日 監督:吉田喜重
プルートで朝食を
ニール・ジョーダン大好きなのに観てませんでした。ちょっと『フォレスト・ガンプ』思い出しちゃったのですが、素晴らしい作品です。おなじみのスティーヴン・レイも良かった。最後の方のリーアム・ニーソンの台詞「果てしなく考えた」はグッとくるものがあった。
鑑賞日:01月17日 監督:ニール・ジョーダン
ファム・ファタール
デ・パルマ特有のヘンなカット割りとかが少なかった様な気もするけれど、そこらの監督にくらべれば、安定のクオリティ。普通に面白かった。
鑑賞日:01月16日 監督:ブライアン・デ・パルマ
ゴースト・ドッグ
ハァガァクゥレェ。久々に観た。日本かぶれの外人さんって微笑ましい(多分向こうの人にも色々思われているのだろうけれども)が、そんな事も忘れさせるくらい胸熱な映画。『殺しの烙印』のオマージュも好感が持てる。
鑑賞日:01月14日 監督:ジム・ジャームッシュ
キェシロフスキ初期作品集I 傷跡/アマチュア
初見。嬉々として観始めたものの、途中で撃沈。頭がすっきりしてからみたら結構面白かった。この頃の東欧の冷えた感じは嫌いではない。
鑑賞日:01月12日 監督:クシシュトフ・キェシロフスキ
砂の女
原作を読んだので観る。読んでいてどうしても風景が想像できなかったが、見事に再現されていた。武満徹の音楽は素晴らしいし役者の演技も良いのだが、いまいち抜けているところがある様な。面白いとは思ったけれども、えてして原作を超える事は難しい。
鑑賞日:01月09日 監督:勅使河原宏
東京画
何だか久々に観たくなったので、借りてきた。大人の社会見学みたいなノリは嫌いではない。ヴェンダースって本当に映画人だなぁと思う。そして愛すべき安定の笠智衆。
鑑賞日:01月07日 監督:ヴィム・ヴェンダース
ルシアンの青春
フランスの監督作品って受け付けないのが多いのだけれど、ルイ・マルだけは別。若さって罪だなぁとしみじみ思う。ジャンゴ・ラインハルトの音楽も素晴らしい。
鑑賞日:01月04日 監督:ルイ・マル
カラヴァッジオ
正直、デレク・ジャーマン作品は途中で落ちる事がよくあります。で、目覚めて全部を観終えると面白いんだな、何故だか。ティルダ・スウィントンがいい。
鑑賞日:01月03日 監督:デレク・ジャーマン
ゴッドファーザー PARTIII
夏は『仁義なき戦い』、クリスマス〜年末年始はゴッドファーザーでしょうって事で、年末から1、2と観て3。もはや言う事はないです、1、2と併せて名作。アンディ・ガルシア格好良過ぎ。
鑑賞日:01月01日 監督:フランシス・フォード・コッポラ
category: 映画レビュー
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