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New Life EP / otom

New Life EP, Arrived!!

Jan,20 2020 1:30 AM

otomの新作EP『New Life EP』が本日、2020年1月20日よりApple MusicSpotify 他にてリリースを開始しました。
諸事情により5日ほど遅れてのリリースになります。待ってた人がいたらごめんなさい。

New Life EP

2019年の大半を費やした自身にとっての一つの区切りとも言える作品です。
おそらく、キャッチーなものと云う所からはかけ離れているかとは思うものの、いまやりたい事の多くができた気はします。
'90年代後半から最新までの5曲をバランスを考えつつ配置。そう謳うのは憚られるけれども、やっぱりシューゲイザー、ドリームポップ、ポストロックな要素を多分に含んだ作品となってます。更には小さい頃から慣れ親しんだ色んな映画のサウンドトラックの影響なんか もメロディ作りの際ににじみ出てきている。
今更変えられようもないボーカルの雰囲気、ギターの音作りなどはそのままに、今回はフルート音の柔らかさとメロディ、ドラムの軽快さ辺りに特に重点を置きつつ、各楽器の定位バランスに神経を病的なまでに費やす。
微妙に各曲が繋がっている作りで、単曲と全体の構成のバランスも色々と考えた作品となっています。
先ずは自分にとって心地良い帯域バランスを模索する為のミックスとマスタリング作業の沼に大半の時間を費やしました。

01. Meeting Myself

EPの序曲にしてインストの小曲。オルガンのようでオルガンじゃない、ギターのようでギターでない音色。
自作のMaxパッチでゴニョゴニョしつつ、サウンド形成しています。
2006年にストリングス、ベース、ボーカルと云う編成で作成した曲で、ほぼ展開などは同じ。
元々、2010年代の初めの頃に全編エレクトロニカ、フォークトロニカなアルバムを作る際の一曲目として考えていたものの、それが頓挫した為、長年お蔵入りとなっていた。

02. New Life

えっ、どこが?と世界中の人から盛大にツっ込まれるのはもとより覚悟の上。
愛すべきヴェルヴェット・アンダーグラウンドのおなじみな名曲、『All tomorrow's parties』をオマージュした曲。
2015年より大手配信サービスより展開し始めた際の最初の一曲で、原曲は2007年頃のもの。ドラム以外はほぼ変わらず。
今回、EPに収録するにあたり、大幅なミックス、マスタリングを施してクオリティアップを目指す。

03. Walk With The Star

前の曲から流れるように繋がり、空間を埋めていく一曲。
シンプルなコード進行とギターストロークを延々と、と云う自分の手グセ感の要素大です。
中盤よりメロトロン、ギターフレーズと共に、サンプリングした声を多重に配置してます。
単なるディレイのように聴こえるようで、実はちょっと違います。
2009年頃にはこの形で収まっていたものの、ちょっとシングルって感じでもないので長らくリリースには躊躇しており、埃を被りそうな具合だったので、ようやく収まってホッとしています。

04. Pneuma

今回のEPの目玉として位置付けている曲でほぼ最近の曲。
ハクスリー著の『すばらしい新世界』に出てくる『pneumatic』と云う言葉がタイトルに由来しています。
また、otom別名義でネタ作曲家名義のpneumaticsの名前もここから。
今作は2015年頃にイントロのギターフレーズから始まった曲で、ひたすらループのインスト、ベースライン、ドラムフレーズやボーカルのメロディが異なるものなど色んなバージョンがあったりします。
そんな中でEPに収録されたこのバージョンは、10分程度でメロディラインと構成が決定。
これが降りてきたってやつか!!と自分の中では思っており、そんな感覚を大事にしていきたいと考える今日この頃。
プローモーション用の映像作品としてこの曲を選択し、YouTubeVimeoなどで公開中。

05. Emotion

今回のEPの締めくくりで、大きく3部構成からなる曲。
'90年代の終わり頃にデスクトップのMacからノートに変えた際、それまでのMIDIオンリーからオーディオ録音までMacでまかない始めた時のいちばん最初にできた一曲。
当時マイブラ、ケヴィンのパステルズリミックスのやつみたいな曲が作りたかったもので、今作は構成もほぼ原型をとどめている。
グリッチノイズっぽいのから、ちょっと意味が違うけれどもウォール・オブ・サウンドなドローン、歌ものまでを一つにまとめたもので、改めて考えると当時から今もやっている事が変わらなかったりする気もしなくはない。
また終盤の歌の箇所は2004年リリースの1st『November Morning』収録の『Somewhere』にも使われている。
エンディングは尊敬する六八コンビに少しでも近付きたい気持ちより、ちょっと拝借して曲の締めとしています。
今作も長らくリリースする場がなかった曲であったものの、自身としてはきっちりと収まった気はしている。

こんな感じの新作『New Life EP』です。
そろそろライブも真剣に考えているので、全員歌える且つ、トータスみたいにポジションに柔軟性のあるバンドをやりたい今日この頃です。
シューゲイズ要素の入ったポストロック、エレクトロニカあたりに興味のある人は是非連絡下さい。
『New Life EP』、楽しんで下さい。