Films: Aug.2015『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』ほか
Sep,03 2015 15:00
ゴッド・ヘルプ・ザ・ガールとうる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーの2強な。
8月は駄作と名作の落差が特に激しかった。
観た映画: 2015年8月
映画本数: 24本
鑑賞時間: 2787分
ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール
ベルセバのフロントマン、スチュアート•マードック監督作品。もう結構なオッさんなのに、浴槽の水の如く溢れ出るトキメキ感をこれでもかと演出する。ベルセバからソロ作品の楽曲を聴きながらひと夏の甘酸っぱい青春に浸る事が出来る。ミート•イズ•マーダーのTシャツ着て肉喰わないと豪語する主人公イヴちゃん。可愛すぎ。良い。
鑑賞日:08月31日 監督:スチュアート・マードック
ペット・セメタリー
昔観たときほどの衝撃はないにせよ、まぁ面白い。荒ぶるニャンコを眺めるだけでもなかなか楽しいってのは新たな発見であった。とりあえずラモーンズ聴こう。
鑑賞日:08月29日 監督:メアリー・ランバート
オンリー・ゴッド
っよぃ。勝てなぃって云う。映画館で観たのがついこの間の気もするけど再鑑賞。神に喧嘩売るゴズリング。全体的にブルー•ベルベットっぽい感じではあるものの、ホドロフスキーに捧げているとの事。でもキッチリとレフン監督している。カラオケ爆唱シーンは実に良い。傑作。
鑑賞日:08月28日 監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
ブルー・イグアナの夜
カラッとした風景の中で生きている人々のそれぞれのウェッティな瞬間がジワっとくる。イル•ポスティーノ観た時もそんな印象だったような。ストリップに全然興味ないけれども、非常に良い作品だった。
鑑賞日:08月27日 監督:マイケル・ラドフォード
スラムドッグ$ミリオネア
まさに夢物語。いささかファタジーレベルなご都合主義ってな感じではあるが、説明不足もなんのその、全て運命なんだヨと云う事にしておく。が、良くも悪くもダニー•ボイルの90年代臭はちょっと飽きているかも。まずまず。
鑑賞日:08月25日 監督:ダニー・ボイル
二十四時間の情事
久々の鑑賞。忘れたい過去と忘れちゃいけない過去の狭間で苦悩する一夜の二人。岡田英次がいささかアホっぽくはある。世界中が歓喜した日には悲劇も内包されている事を広める実に意義のある作品。傑作。
鑑賞日:08月17日 監督:アラン・レネ
ジャージー・ボーイズ
普通に面白いのだけれども、クリント•イーストウッド作品としてはいささか気が抜けている印象。ブラウン管ごしのカメオ出演はなかなかだったけど。淡々とよくある感じのサクセスストーリーが後半まで続く。そして『君の瞳に恋してる』のホーンセクションのところで盛り上げる。寧ろこれを際立たせる為に狙ってやってたとしたら、それはそれで凄い。まぁ良作。
鑑賞日:08月16日 監督:クリント・イーストウッド
私の男
男の性には勝てなかった...。流氷で漂う藤達也の如く、温かい家庭とは程遠い冷たい人生を歩む浅野忠信。まぁ二階堂ちゃんなら仕方ないか。海炭市叙景とは別の意味で北の大地の冷たさを背筋あたりにビシビシ感じる。ジム•オルークの音楽も素晴らしい。良作。
鑑賞日:08月16日 監督:熊切和嘉
祭りの準備
閉塞感に包まれる村で日常的に発生する珍事。居心地の悪さを感じつつ、村に染まったり染まらなかったりする主人公のなんとも悩ましい青春。そこから解放された時の爽快感たるやなかなかもの。良作。
鑑賞日:08月15日 監督:黒木和雄
シンドラーのリスト
久々の鑑賞。長さを全く感じさせないスピルバーグ。凄いなぁ。赤い服の少女、安息日の蝋燭のカラーの演出は胸に迫る。ジョン•ウィリアムズ+イザック•パールマンの音楽も実に素晴らしい。駄目なところが見当たらない。傑作。
鑑賞日:08月14日 監督:スティーブン・スピルバーグ
ユナイテッド ミュンヘンの悲劇
ユナイテッドファンなら観なきゃいかん一本。若き日のサー•ボビー•チャールトンを中心にミュンヘンの悲劇を描く。中盤以降のユナイテッド再生のエピソード、特にコーチのジミー•マーフィーの描写には目から汗が出てくる。エンディングのポール•ウェラーはチェルシーファンなんじゃあないかと思うものの、イングランドフットボールにおける歴史って事で良しとする。欲を言えばゲームシーンをちゃんと差し込んで欲しかった。良作。
鑑賞日:08月13日 監督:ジェームズ・ストロング
エアポート’77/バミューダからの脱出
作品を追うごとにもはや空港は関係なくなるのだが、空から海へと着目したのはなかなか。特撮も格段に良くなっている気がする。チャイナ•シンドロームしかり災難に遭うジャック•レモンって良いなぁ。ちゃんとパニックしていた。良作。
鑑賞日:08月13日 監督:ジェリー・ジェームソン
凶悪
話がトントンっと流れていくので、飽きずに観る事はできたものの、震え上がる程の凶悪描写かと云うとそうでもない様な。なんとなく深みに欠けている割に高齢者問題的なものを挟んでくる辺りがいささか鼻に付く。山田孝之はジョージアのCMの方が良いな。まずまず。
鑑賞日:08月11日 監督:白石和彌
カポーティ
久々の鑑賞。原作のペリーの緻密な描写のせいで、映画『冷血』と共になんか違う感じはするものの、それをかき消すフィリップ•シーモア•ホフマン。得るものと失うものの共存、人間の内にある様々な側面が冷たく描かれている。丁度読んでいる『森の生活』が出てくるが、差し出すカポーティと受け取りペリーの孤独と著者ソローの孤独にかなりグッとくる。実に悲しい一本。良作。
鑑賞日:08月09日 監督:ベネット・ミラー
冷たい月を抱く女
DVD化されてないのも納得。見るからに怪しい登場人物はともかくとして、辻褄合わせの為のレイプ魔事件はちょいと頂けない。人形が一番良い表情してたな。まずまず。
鑑賞日:08月06日 監督:ハロルド・ベッカー
紅いコーリャン
生命の力強さと子々孫々まで伝承を願う歴史が血潮の様な紅で表現される。嘘くさい日本軍はともかくとして、後の作品のダイナミックさの原点が伺える良作。
鑑賞日:08月03日 監督:張藝謀(チャン・イーモウ)
英霊たちの応援歌 最後の早慶戦
岡本喜八だからこその説得力。割と孤独な肉弾に対して今作は対極でもある。胸が熱くなるのに変わりはないけど。女学生から女郎へジョブチェンジの大谷直子始め皆素晴らしい。欲を言えば天本英世がどこかに出ていて欲しかったが、勿論傑作。
鑑賞日:08月03日 監督:岡本喜八
少年時代
この映画が公開されたのは中学生くらいの頃。みみっちいながらに引けない子供達の世界に感動したもんだが、今観るとこんな疎開先は嫌だとしか思えない汚れたおっさんになってしまった... 兎にも角にも井上陽水は天才の一言に尽きる。
鑑賞日:08月01日 監督:篠田正浩
category: 映画レビュー
tags: 2015年映画レビュー, ベル・アンド・セバスチャン