otom

Film Fetish Original Soundtrack / otom

荒島晃宏監督作品『フィルム・フェチ』OST / otom

May,09 2013 4:00 PM

先日ブログに書いた、『映画館のまわし者―ある映写技術者のつぶやき (SCREEN新書)』著者の荒島晃宏氏の監督作品、
自主製作短編映画『フィルム·フェチ』がいよいよ明日上映されます。
と云う訳で、公開に合わせて担当させて頂いたサウンドトラックも公開させて頂きました。

普段はボヤ〜とした分かりにくい曲を書いている私ですが、監督の「分かりやすい曲」と云う指令に答えて、アコースティク·ギター中心の音楽を制作しました。
しかしながら、「分かりやすい曲」の指令を頂いておきながら、しつこいくらいのアコギ多重録音やらMaxMSPによる音の加工、エフェクトなど細かいところで好き勝手にやらせて頂いております。
一連の作業で一番楽しかったのは、様々な映写機音からのリズムトラック作り。
この辺が特に上手く行ったのかなと思っていたりします。
『フィルム·フェチ』サウンドトラックの構成としましては、劇中の音楽+使用されなかった曲でまとめた"Film Fetish Suite"と"Film Fetish Theme"の2部構成となっています。
劇中で流れる感じとはひと味違った雰囲気に仕上がっているので、映画と両方を楽しんで頂ければ幸いです。
また、サントラ内で使用した楽曲『Night Flight』は昔のアルバム『Voice Called From Within The Wall』からのリメイクでもあります。
そちらも聴き比べて頂ければと思います。

otomの11作目となる『フィルム·フェチ』オリジナルサウンドとラックは、Bandcampのotomページにて¥700でデジタル音源を絶賛販売中。
カンパすると思って購入して頂ければ、嬉しい事この上ないです。

Film Fetish Original Soundtrack (2013)

1. Film Fetish Suite: Intro
アルバムのオープニングはサンプリングした映写機の走行音から。
その他、逆回転のSE等が挿入されて次へ繋がっていきます。
2. Film Fetish Suite: Rebirth
ほのかにスタッター処理を施したアコースティックギターによる小曲。
劇中シーンとタイミングを合わせています。
3. Film Fetish Suite: Night Flight
Night Flightはアコースティックギターの多重録音によってキラキラした感じの曲に仕上がっています。
劇中のハイライトシーンにも使用されているこの曲は、昔の作品のリメイクでもあります。
オリジナルのバージョンはotomの2ndアルバム、『Voice Called From Within The Wall』に収録。
4. Film Fetish Suite: Interval1
劇中シーンのためのドローントラック。
映写機のノイズと喧騒のサンプリングを使用。
5. Film Fetish Suite: Flight Night
『Night Flight』のリミックス曲。
劇中には使用されていないアルバムための曲。
6. Film Fetish Suite: Interval2
劇中シーンのためのドローントラック。
7. Film Fetish Suite: Found Objects
『Found Objects』もアルバムにしか収録されていない曲。
元々は『Night Flight』のシーンために用意した曲。
8. Film Fetish Suite: In Transition
『In Transition』はエンディングシーンのための曲。
アコースティックギターとE-bowによるメロウな雰囲気の小曲です。
9. Film Fetish Theme
映画『フィルム·フェチ』のテーマソング。エンドクレジットに使用。
組曲とは別に用意したもので、ちょっとキャッチーなインスト曲です。
多重録音で絡み合い響くアコースティックギター、
映写機や映写室にまつわるあらゆるノイズを使用したリズムトラックで構成しています。
久しぶりにギターに向き合って作った一曲。

2013年5月10日 リリース
all tracks written, performed and produced by otom

とまぁ、何はともあれ明日の第4回 日本シアタースタッフ映画祭 in 成城での初上映はオープング作品!! らしいです。
成功をひっそり願っている今日この頃です。

自主製作短編映画『フィルム・フェチ』公式ブログ
http://ameblo.jp/kariyahikaru/

日本シアタースタッフ映画祭 公式サイト
http://www.timesin.com/eigakan/